アンテナニッキ

主に某J事務所タレンツさんついてのあれやこれや。手酷いミーハー。ネタに時差があるのは仕様です。

「木更津キャッツアイワールドシリーズ」感想

このブログはいつからスマブログになったの!?
(まあいいけど)(いいのか?)

昨日、BSで「フィールド・オブ・ドリームス」を見てほろりとしまして、お陰で「木更津キャッツアイワールドシリーズ」を見たくなったわたしです。超単純。
ワールドシリーズは、フィールド・オブ・ドリームスパクリオマージュに溢れていて、これぞクドカン!ワールド全開。木更津のラストを飾るに相応しい映画です。
野球場を作るのはもちろん、(ぶっさんと)野球選手が黄泉がえるとか、全部打ち返すからキャッチャーはいらないとか。
簡単に感想など。カテゴリは久しぶりにブイゴトです。


全編通してバンビがストーリーテラー
調べてみたら、さくらいさんはちょうど映画の公開と同時期にゼロが始まったみたいで、ビジュアルがまんまキャスター(設定は市役所職員)。
連ドラから4年、ぶっさんが亡くなってから3年という設定で、キャッツのみんながバラバラになってるのを、ぶっさんの声を聞いたバンビが集めるんですが、お約束通りのネタ満載。

生前のぶっさんに「ばいばい」できなかった4人には、”フツー”に3年の年月が流れていて、ぶっさんはもちろん3年前のまま。
とても意外だったのが、ぶっさんに最初にばいばいを告げるのが、アニだったところでしょうか。
本来であれば、あの役割はバンビだったはず。
ドラマ時代から、そんなに前に出ることがなかったアニが、ぶっさんへの別れを切り出すのは、アニ自身の進歩の証なのであって、だからこそぶっさんも納得の「ばいばい」になったのかなあと。
ばいばいの後、バンビが必死に涙を堪えているのが印象的でした。

どちらかと言えば、ぶっさん以外の4人にスポットが当たっている映画なので、おかだくんがちょっと友情出演(文字通り)みたいになってたような。
それでも存在感は抜群で、亡くなる前にそれぞれに会うシーンとかジーンときました。
めんどくさいぶっさんを、おかだくんが軽やかに演じてるのがカッコ良かった。

この映画のテーマが「ばいばい」なので、公助(ぶっさん父)には息子であるぶっさんの姿が見えない理由がとてもとても素敵でした。クドカン!ニクいね!

時が止まったぶっさんと、4人の成長と別れの物語。
毎回泣いちゃうんだけど、清々しいオチでぷっと吹き出して見終わる爽快感。
うーん、もう1回見ようかな!